現在、継続的に提言・PRを続けていること・・・の一部 大阪まちプロデュース)  戻る

一般の部           鉄道関係に関する提言はこちら
タクシー初乗りを1キロにして300円に!
アイデアマンを副知事に!
わき見渋滞防止フード
トイレの面積女子を広く!
大阪の都市活性化はニューヨークをお手本に!




 
御堂筋南船場地区の交差点名を「通り名(旧町名)」を使ったものに!(2006/12/12)
同地区の交差点名は長堀通と交わるところから北へ順に
「新橋」「新橋北」「南船場3」「南船場3北」と誠に味気なく
かつややこしい。
「北」をつけ忘れただけで別の交差点になってしまう。おまけに
「3」は3丁目の意味だろうが交差点は3丁目と4丁目の間にある。
(「博労町3」など他の交差点もみんな3がついているが有効だろうか?)
平成 年の町丁名変更で消えた「順慶町」「安堂寺橋」「塩町」の各通り
との交差点はそれらの名を再利用し、交差点名を「御堂筋順慶」「御堂筋安堂寺」
「御堂筋塩町」などにできれば。

ところで、この大阪船場の町名(通り名)を詩(うた)にしたものがある。
曲が無いので、募集しています。
 

タクシー初乗りを1キロにして300円に!(2002/4/26)
〜たったこれだけで環境・雇用・渋滞・経済・福祉が同時に改善される!

 現在、戦後最高の失業率が続いている。一方、日本人は世界最高の貯蓄率を誇る(特に高齢者が)。これはユニクロが実践したように、品質が良くて安い物やサービスがあれば、経済は回りだす、ということである。
話は戻るがリストラの嵐が吹き荒れ、タクシー運転手は急増した。道を知らない初老の新米運転手と出会うことも少なくない。タクシー各社は「この機会に」と業容を拡大し、車の台数を増やしている。このため、ターミナルは客待ちのタクシーが二重三重駐車をして幹線道路を塞ぎ、交通渋滞の原因となっている。(堺筋の日本橋から長堀橋間や御堂筋の梅新から淀屋橋なんかひどい)これはまた不経済と環境汚染を呼ぶ。
一方、流しのタクシーは非常に少なく、本当に困ったときには「タクシー」という存在はなかなか「役立たず」である。また、これだけタクシーが増えれば競争激化で価格が安くなりそうなのに、一向に安くならない。
 これらの諸悪の根源は国土交通省(旧運輸省)陸運局である!タクシーは料金を決めるのに陸運局の許可が必要で、安い金額を申請すると「待った」がかかる。(これはOBが「参事」などとして天下りした先の既存業者の既得利益を守るためだそうだ)
それはともかく、タクシー価格に強大な権限をもっている陸運局に提言する。
提言1タクシー初乗り料金を2キロ単位から1キロ単位に改め、300円くらいの安価で乗れるように指導せよ。初乗りのキロ数を減らすのがなぜかというと、昔と違って歩行者の歩く距離が短くなったからである。
提言2、さらに言えば、長距離ほど単価が安くなるようにせよ。(ガス代は高速で走れば距離単価は各段に安く、環境負担も少ないはず。管理経費も1乗車単位でかかるはずで、長距離は割安になるべき)

<期待できる効果>
タクシーは割高な交通機関である。できるだけ電車・バスを利用して、それで足りないところをタクシーに乗るのが一般的日本人の考えであろう。都心では1〜2キロごとに地下鉄の駅があるので、1キロ前後の潜在需要はあっても、「我慢して乗らない」人も多いと考えられる。基本料金の単位が半分になると、これら短距離利用の人が、タクシーを利用するようになり、需要が増えると考えられる。
客待ちタクシーの列が長くなると、「延々客待ちして300円だったらあほらしい」と言って並ぶのをやめ、運転手の自主的判断で、「流し」で客を獲得する方に動く。客待ちタクシーによる道路占拠の軽減
、上記2により通行できる車線数が増え、交通渋滞の緩和につながる。
、上記3により環境汚染の軽減につながる。
、上記2の”「流し」で客を獲得する方に動く”ことからユーザーにとって気軽に利用できる存在になる。
、上記5により「流し」の需要が増える。
、上記6により、一層「客待ち」行列が減り、「流し」タクシーが増える。→上記5へ循環する。
、上記2や6により、流しのタクシーが増えることで、客がタクシーを選べるようになる。タクシーのサービスの向上につながる。(運転手の行儀・言葉遣い、交通マナー、運賃、その他サービス)

(2005/12/24記)
上記主旨を国土交通省近畿陸運局にメールにて提言後、平成16年4月16日改めて文章でも提言。平成17年12月、現役タクシー運転手から1km300円タクシーは大阪に1社4台あると聞いた。がこの制度は皆がやって「当たり前」になってこそメリットがある。松下幸之助の水道理論ではないが、1km単位は歩かなくなった時代の要請であるので、全体がそれに応じた仕組みになってこそタクシーの存在価値が上がるのである。300円かどうか金額は企業の裁量に任せていいが、最低単位を1kmには制度としてやって欲しい。PCの発達でタクシー経営者の管理手間も格段と減っており、2km単位とする根拠は無くなってきているはずである。

<タクシー番付>〜向上をめざして〜  数回以上乗ったタクシー各社の"私的"印象(運転手の行儀・言葉遣い、交通マナー、運賃、その他サービス):
…日本タクシー、阪急(以上2社は礼儀正しく交通マナーも良い。日本はティッシュくれる)、三菱(礼儀・マナーは上で値段が安い)、相互(礼儀・マナーは中の上で値段が安い)。 
…KANKYO(関協:関西ハイタク事業協同組合)、国際興行、日本交通ほか。 
…交友(今まではかなりの確率で、礼儀がなっておらず、交通マナーが悪く、客としても気分が悪いことが多いだけでなく、自分が車を運転していても迷惑な運転をされて気分が悪いことが多かった。但し良い運転手もいて玉石混交。最近は少し改善傾向。)
上記区分分けできるほど乗ってないが、「吹田」は横柄な態度だったため途中で降りたことがある。「親交」は客を見つけて急ブレーキを踏み後ろに居たバイクをこかし、それに気づいて客もほって逃げようとしたので追跡してナンバーを警察に通報したことがある。ちなみに、こかされたバイクの男の子は和歌山から名古屋へ帰る途中で、怪我はかすり傷程度だった。 
サービスの悪いタクシーに出会ったら・・・大阪タクシー近代化センター(TEL 06-6933-5618) その他:「全国個人タクシー」のページですがQ&Aが一般的で参考になります。個人タクシーQ&A
タクシー好感度ランキング(「キャブステーション」さんのページ。全国版ですが上位は関西のタクシー会社で私の番付の「上」と共通するところが多い。)
 
 
タクシー値下げ競争へ(日経新聞2002.5.11から)
上の堤言は「一斉に初乗りを1キロ3OO円」と言うものだが、そこまで行かないが、この2002年2月1日の改正道路運送法の施行で、関西では事実上値下げが進行する見込み。
 法改正では、需給調整を理由に新規参入を規制していた免許制を、一定の安全基準を満たせば参入できる許可制に変わった。運賃は従来通り認可制なので、上の提言のように「初乗りを1キロにして安価にする」のは「消費者に誤解を与える」との理由で認される可能性が残る。しかし、今回の法改正に基づく値下げ申請を、全国で68社、関西で39社(ちなみに東京は0だが)が出しており、関西では価格競争が勃発するのは必至。従来通り2キロ単位だが「初乗りが500円の時代になる」との声もある。早ければ5月末、遅くとも夏ごろから新運賃の認可が相次ぐ見込み。(日経新聞2002.5.11)
例:     (参考)山根提案:1キロ300円
1、現在標準660円2キロ
2、ファイブスターキャブ(大阪・守口市):2キロ540円・・・・・・・・・・・・・・・(上記の提言1より割安にはなるが、初乗りが2キロ単位のままなためグロスが少し高い)
3、ワンコインタクシー(新日本交通(大阪市)が新設する):2キロ500円・・・・・・・・・・・・・・・(上記の提言1より割安にはなるが、初乗りが2キロ単位のままなためグロスが少し高い)
4、現時点・三菱タクシー(大阪・門真市。大阪市内も走っている):2キロ550円・・・・・・・・・・・・・・・(上記の提言1より割安にはなるが、初乗りが2キロ単位のままなためグロスが少し高い)
5、その他のサービス申請例:
  5000円を超えた部分を5割引(大阪)・・・・・・・・・・・・・・・(上記提言2に適合)
  深夜早朝割増の廃上(大阪)・・・・・・・・・・・・・・・(おもしろい)
  料金の上がるタイミングを知らせお得に下車(神戸・近畿タクシー)・・・・・・・・・・・・・・・(おもしろい)
  乗務員全員にへルパー2級で高齢者、幼児、赤ちゃんに対応(福岡・岡垣町メディス)・・・・・・・・・・・・・・・(タイトル副題や本文冒頭で触れたように、タクシーの生きる道の一つに「福祉」がある。)

 




全国初の女性知事。大阪府知事は「太田房江」さんに!
緊急提言!アイデアマンを副知事に!(00/2/9更新)(2000.2知事選公開討論会での「候補者へのメッセージ」で当HPをお知らせし、当HP上で「緊急提言」)
 当ホームページでも投票を呼びかけていたが、投票率は史上最低の44.5%となった。
原因としてはまず、マスコミ主導の出直し選挙、つまりノック氏の辞任原因に対し府民の強い憤りが無いこと。保守が地方と中央で分裂したことに加え、中央保守相乗りも国会での与野党紛争で構図がわかりにくくなったこと。さらに、当日が雨で寒かったことが重なったのも原因だろう。(omp(大阪まちプロデュース)はしっかり行きましたよ!)
 その中で太田氏が当選したのはある程度順当と言える。雨でもしっかり選挙に行く公明票の上に、「当選すれば「日本初」の女性知事」との期待で浮動票も掴んだようだ。大阪人は「日本初」(湯川秀樹氏、スーパーマーケット、カップラーメン・・・)を誇りにしているだけに「日本初」に弱い(笑)。新聞社の各調査では同じ保守でも大手企業は太田氏、中小企業は平岡氏に分かれたと言うのが興味深かった。
 ちょっと数字の話。太田氏は138万票(投票の46%)鯵坂氏102万票(同34%)平岡氏57.5万票(同19%)羽柴誠三秀吉氏2.68万票(1%)で合計300万票が投票率44.5%と言うことは、最高位の太田氏でさえ有権者の20%しか投票していないことになる。(棄権は除外して計算)有権者5人に1人がある候補者に投票して、それで当選するなら変な候補者・危険な候補者にも道は開かれる。一方当選者も張り合いが無いんじゃないだろうか。これは立候補した人に罪はない。府民一人一人が投票するだけで避けられることを怠けているだけだとおもうが、それでも「棄権も意思表示」と言えるのだろうか?

 さて、当選した太田氏、先の討論会でも見てきたとおりなかなかのしっかり者。ここに至る経緯はどうあれ、当選した以上は全力を尽くして戴きたい。しっかり者ではあるが全体的には「中央官僚的」であり発想に斬新さが感じられなかった。「日本初の女性知事」というプレッシャーを感じれば感じるほど「他の県と同様に」と一層考え方が硬直するおそれがある。自身「敷かれたレールをがむしゃらに突っ走る機関車のような性格」と分析されている。「政府の政策を活用」、「通称名(太田房江)と戸籍名称(斉藤房江)使い分けはノック方式を踏襲」、「ノック氏時代の府の方針を尊重」との選択は合理的ではあるが、いつもレールが有るわけではない。小渕首相における堺屋太一(ちなみに戸籍名池口某。大阪出身。)氏のような、アイデアマンの良き参謀(副知事)を三顧の礼で迎えることをお奨めする。ompお奨めはまず前整理回収機構社長で元大阪弁護士会会長の中坊公平氏(財政再建手腕に期待大!だがまあ来てくれないだろう)、知事選で戦った平岡氏(選挙期間に放たれた各アイデアは捨てがたい。又大阪を良くするのに尽力したい気持ちがある)、出雲市長時代に地元の誇りを次々形にした岩国哲人氏(元メリルリンチ銀行幹部、大阪出身で今回も一時出馬意欲を見せた。)・・・。(有能な人は他にもいるでしょうが、「大阪の為に!」と思ってまず思いつくのはこの3氏。ご検討を願いマス)




わき見渋滞防止フード(99/12/21更新)(1995.4関空会社へ「提案」)
高速道路でも一般道路でも事故発生時には、反対車線でも渋滞が発生する。いわゆる「わき見渋滞」。事故発生車線が混雑するのは仕方無いが、反対車線まで渋滞するのは不合理だ。これは中央分離帯などに一時、部分的にフードを設置して反対車線を見えなくすれば渋滞は減らせることができよう。これは、経済効果、環境効果、新たな事故防止の効果も得られる。関空のように巨大な島都市に1本しかルートが無い場合には特に重要である。
←読者からのメール(99/12/19)によりますと・・・
本件、1998年01月26日に関東緑化株式会社森田信弘氏により特許出願されています。
http://www1.ipdl.jpo-miti.go.jp/dbpweb/connecter/guest/DBPinit/JPNDB/wrefpaj
上記のホームページの下のほうに番号照会があります。公開番号のラジオボタンで「H11-209936」と入力してください。
・・・但し、こういうことはみんなが認知して、世論として活用を呼びかけてゆくべきものだと考えます。



トイレの面積女子を広く!(12/16更新)(1996.4大阪府へ「私の提言」)

1996.4に大阪府向けで提案していた標記の件について、1999.12.16産経新聞上でも問題になっていた。趣旨は「逆セクハラ」として「東京国立近代美術館の女子トイレが混んでおり、おばちゃん達が我が物顔で男子トイレを利用する。おじさんが同様の理由で女子トイレに入ったらセクハラと言われるだろうから、この状態は逆セクハラだ。」との12/14付投稿に対し、「女子トイレのブースを増やすべきだ」という産経新聞の調査結果及び提案である。(源泉は下記) 3年前の私の提言でも「女子トイレは設計時に男子の3倍程度の面積は確保すべきだ」と書いたが理由も結論もほぼ同様であった。大きな理由は1.小用時、女子は男子の3倍の時間がかかる。2.女子の方が比較的頻度が多い。であるが、私は別に、3.基本的に女子は一人あたりの使用面積が広い。も付け加えた。産経新聞の提案を続けると、このため新設では男子の3倍。イベント時などで既設に追加する場合は既存の6倍にしないと男子と釣り合わないとのこと。産経新聞の調査・提案元は「トイレの研究」(地域交流出版)で男子平均小用時間は31.7秒だそうだ。


大阪の都市活性化はニューヨークをお手本に!(近似提  案:1999.7「(大阪)市長へ−私の提案」)
 大阪市は、昼間人口吸収率では東京都区部を越える日本一の都市である。(昼間人口は面積が2倍の横浜市より多い。)
 先進7カ国の内、地域の制度が日本と同じ「県制度」のイギリスとフランスにおいて、首都圏以外の地域がこれほど活力を持っている例は無い。(新大陸国家のアメリカとカナダ、敗戦を機に政治制度を一新したドイツ、イタリアは地域の自主性が尊重される「州制度」を採っており、首都圏以外の地域も活力がある。日本は大久保利通の時代(主要交通は徒歩)の研究成果(地域のつながり等)に従い「県制度」を採ったままである。)
 「県制度」の国では類い希な活力を呈している大阪だが、「地盤沈下」と言われて久しい。中央集権国家では、政府官僚が首都から動かず、地方の状況を実感できないまま諸施策を実施するので、地方が衰退するのはある程度当然の成り行きだが、性格的によく似た都市で、疲弊状態からの復活劇が有れば是非とも参考にすべきである。

地図をクリックすると大きくなります
大阪とニューヨークは似ている〜都市活性化はNYをお手本に!〜
 ここで示すニューヨークはかつて、人口でもロサンゼルスに抜かれ、街は犯罪で溢れ、観光客も減り、求心力が無くなっていた状態から、見事に復活したミラクルシティである。復活に要した手法はそれぞれ各方面で述べられているが、ここではその類似性を示したい。

1.首都でないのに世界的大都会。商都である。(昼間人口吸収率では大阪市は東京都区部をしのぎ全国一。)
2.多民族都市である。(大阪は外国人比率が日本最高である。琉球から来た人も多い。NYは「人種のるつぼ」と昔から言われている。)
3.新産業が次々起こる。(戦後の日本発の新産業の7割が大阪・関西発(野村総研)というデータも有る。NYも新産業の都だということは周知のとおり。)

地図をクリックすると大きくなります

4.道路が直線状で直行し、南北の大通りが一方通行である。(南北がNYの5th Ave. AmericasAve.・・・に対し大阪の御堂筋 四つ橋筋・・・。 東西がNYの42nd St.・・・に対し大阪の千日前通り・・・。都市づくりの発想が似ており合理的である。ニューヨーク マンハッタン
5.横断歩道以外の所で渡る歩行者が多い。(大阪名物で、NY名物でもある。NYでは"J-walk"と言う)
6.南(大阪ミナミ(難波・心斎橋)・NYダウンタウン(SOHO・ロウアーマンハッタン))と北(大阪キタ・NYミッドタウン)の2カ所の中心部を持つ。しかも北がオフィス的傾向が強いこと。南の中央寄りに歩いて楽しい街ができてきた。(NYのSOHO、グリニッジビレッジ、リトルイタリー。大阪の南船場、アメリカ村、堀江)
7.その国を代表する、歴史的劇場街(ブロードウェイ・道頓堀通り)がある。(世界的舞台演出技法「回り舞台」や「せり出し」は道頓堀が発祥である。)
8.観光都市として、一時挫折を味わったあと蘇った。(WeLoveNY運動・すきやねん大阪運動。1980年代は関西観光と言えば神戸で大阪に見向きする人はほとんど居なかった。)
9.せんい産業の中小企業が多い。(日本紡績業の発祥地など大阪は「糸ヘン」産業の街。繊維問屋街どぶ池筋にやや近い、心斎橋一帯に最近ルイ・ヴィトン、シャネル、ヴェルサーチ、ダンヒル、アルマーニがそろって日本最大規模の店舗を出店(ダイヤモンド誌)した一方、ルイヴィトンのデザイナーMARC JACOBSがニューヨークのSOHOに続く世界2号店を大阪心斎橋の南船場に出したり、日本人の新進気鋭の若手デザイナーのブティックも同地区で競合するなどファッション街としての層も厚くなってきている。)
10.ユーモアを愛する人間性。おもしろい人間が人気者。(2で述べた多民族都市の共通性か?)
俳優でエッセイストのわかぎゑふ氏はニューヨークのおしゃれなコメディーを大阪仕様にすると、良く合う。と言う。「(コメディーの原作の)ニール・サイモンの書く人間臭い登場人物たちは実に大阪人に似ている。(中略)実に男のおばちゃんな感じではないか。もって回ってお金のことを絡ませて言う台詞の生き生きしたこと、大阪中にいる男たちと同じである。ニューヨーカーと大阪人が似ていると言うことだ。(男が、喋るし、金に細かいし、イラチやし、情にもろいし・・・)」(2006/9/4産経新聞「続・笑い死に行く大阪弁”ニューヨーカー〜似てる!大阪男と…”より」)
 

日本の行政がアメリカのようになれば・・・ -----大阪から尼崎に本を売るのに東京を経由するよう指導する文部省(堺屋太一著「新都建設」、他編集者某氏談)や、熊本のバス停一つの移動に地方の役人を何度も東京に来させる運輸省(細川元首相共著「鄙の論理」)、新薬メーカーの本社は東京に置くように誘導する厚生省(某製薬会社元幹部談)など、政府のお役人が自分の楽ばっかり考えることが、いかに日本の活気を失わせてきたことか・・・。バブル以前からこのままだと日本は「地方から衰退する」と危惧してきた。(地方が衰退したらそこからのエネルギーが必要だった東京も自動的に衰退する) 中央官僚がこのような態度を改め、地方をしいたげないよう配慮できたら、大阪も自由に発展し、日本はもっと伸びるのに・・・とこっそり思う。 基本的には各省庁がタテ割りであることが一極集中に強く影響してきたと思う。横の連絡が有ればA省管轄の××は東京にセンター機能をもたせる代わりに、B省管轄の○○は大阪、C省の△△は福岡など割り振りができるはずである。アメリカで、飛行機産業はヒューストン、穀物取引や株の先物取引はシカゴ、株の現物取引はニューヨーク、映画産業はロスアンジェルス(ハリウッド)、情報通信産業はサンフランシスコなど、各地の個性がはっきりしているが、日本の場合はほとんどナンでも東京一極に集中してきている。これはとても危険である。東京が戦争(ミサイルで川を決壊とか、火事になるとか、毒ガスや細菌兵器とか)でも自然(地震、豪雪、豪雨、熱波、空気感染の病気)でも一旦災害に見舞われるとほとんどの産業がストップしてしまう。東京中心の鉄道・道路網も、容易に日本を機能しなくさせる。
 

へ戻る