名前、読み
性別、年齢 学歴 職業 |
平岡龍人、ひらおかたつひと
男、59、 甲南大学卒 学)清風学園専務理事 |
太田房江、おおたふさえ
女、48、 東京大学卒 通産省官房審議官1月退官、現在主婦 |
鯵坂 真、あじさかまこと
男、66、 関大卒、京大大学院修了 関西大学名誉教授 |
推薦政党 | 自民党大阪府連、自由連合 | 自民、自由、公明、
民主、改革クラブ |
共産党 |
基調スピーチ | 関空は関西人のパワーで開港にこぎ着けた。東京の顔した企業も元は大阪の会社が多い。関西人のパワーを活かして、大阪から地方の時代を切り開く。 | 岡山県副知事の経験も有るが、西日本全体に元気がない。それは西日本の中心である大阪の牽引力が弱いからだ。景気を良くして法人2税の収入を上げる。 | 前回の選挙でノックと戦った。ノックのセクハラはけしからん。ノックは結果的に自民などと手を組んだ。私は・巨大開発中止・福祉守りながら財政再建・情報公開、の路線でやる。 |
財政再建・景気対策 | 財政危機は絶好のチャンス。企業なら資産売却・給料カットする。府政も企業式に倣うべき。ノックの財政再建プログラムも良いが3年間に限って緊急財政プログラムを立てて実施する。府民から徴収した税金の3.7兆は国へ行き、その半分も戻ってこない。同じ境遇で財政危機の東京都と連携し国に働きかける。第3セクターは放漫経営天下り先となる。民間から経営者募集も一案。 | 国の政策や予算は積極的に活用する。淀川のライン沿いに続く情報ビジネス産業の拠点を作る。府民の満足得る企業経営システムの導入が必要。ノックの財政再建プログラムも良いが、2014年を目指したプログラムを別途作成する。既に府は2割も公共事業を削減している。西日本全体での調整が必要。 | 無駄な開発を抑制し、大型出費を減らす。ノックのやった補助金抑制策は白紙に。福祉を守りつつ財政再建できる。中小企業への発注率を48%を65%にする。
太田氏は近畿通産局時代講演会、’96年「関空や明石大橋では足りない。もっとビッグプロジェクトが必要」と、現在の公共事業削減と矛盾した発言をしている。 |
女性 | 女子が社会に出ることは良い社会をつくる。結婚後の育児、母子家庭支援を強化。育児等で退職した女性の社会復帰が容易になるよう支援する。一方、専業主婦を高く評価している。主婦業も高く評価される社会にしたい。 | 男は仕事・女は家庭という考え、社会を否定する。女性を弱者とする考えも否定。女性は弱者ではない。活躍できる環境づくり
が重要。 |
様々な福祉政策が必要。(女性を軽視する?)大阪府議団を非難する。 |
福祉 | 老人=保護は間違い。健常者も多くパソコンなど適切なものが有れば経験を社会に活かす
ことができる。狭い地域でなく広域で協力すべき。 |
日本は世界最高の速度で高齢化社会に突入する。一方、老人は増えるが9割は元気。老人パワー
の導入で社会を活性化できる。個人支援も必要。 |
福祉政策が必要。私の政策の中心。欧州では福祉に割く費用は高いのに大阪は福祉費を減らしている。大型事業をストップしたらできる。財政再建もできる。 |
教育 | 私は清風学園で現にうまくやっている。登校拒否は私立より公立に多い。校長に責任に応じた権限を与えるべき。
教師フリーエージェント制導入。 |
生徒各自にパソコン。地域ごとに話し合うことが教育問題の解決につながる。 | 生徒が減っても教職員7000人の削減は駄目。これを機に30人学級を目指すべき。 |
府民とのつながり | (聴き損じ。スミマセン) | ノックの功績。維持充実したい。 | (聴き損じ。スミマセン) |
平岡龍人ひらおかたつひと | 太田房江おおたふさえ | 鯵坂 真あじさかまこと | |
バトル発言集 | 革新の黒田知事がバラマキ政策をして今の府の赤字を作った。(対鰺坂氏)
(他氏批判より独自の問題解決法披露が多かった) |
鰺坂氏は府の公共工事が近年増加していると言うが、既に府は2割も公共事業を削減している。
お年寄りを弱者としか見ない、思い上がった福祉のバラマキはしない。 (対鰺坂氏) |
太田氏は近畿通産局時代講演会、’96年「関空や明石大橋では足りない。もっとビッグプロジェクトが必要」と、現在の公共事業削減と矛盾した発言をしている。(対太田)
福祉のバラマキではない。充実させるべきだ。(対平岡、太田) |
平岡龍人ひらおかたつひと | 太田房江おおたふさえ | 鯵坂 真あじさかまこと | |
印象 | 独自の発想が面白い。
政府規制反対。大阪の素質延ばす。 |
しっかりしていて勝ち気。
政府の施策を活用しよう。 |
鋭い批判者。
開発反対、福祉充実。 |
見込み | 政党支援は少ないが、大阪青年会議所など地元での活躍が長いので、政党を越えた支援があると強い。仏教僧でもあり、反創価学会票も集まるか。私学出身なのに私学助成金削減案は集票に得か損か。 | 自民党大阪府連が反旗をひるがえさなければ、いわゆる「非共産統一候補」だった。しかし、中央では野党の民主党の協力も得、創価学会の組織票も有る上、女性問題で辞任した後の女性候補なので女性票も集める構え。 | 強力な共産党組織票の上、2度目の知事選で知名度は抜群。財政再建の中でノックが削った福祉費の復活・充実を唱え、反ノックの風を唯一ノックと戦った候補としてどれだけ受け止められるか。 |