ユニスタは元取れる！(01/04/17UP、同6/24写真掲載)
　オープン間もない4月15日（日曜！）噂のユニバーサル・スタジオ（ユニスタ）に行ってきました。
しかも当日の思いつきでホームページの混雑状況だけ確認してふらっと・・・出かけました。あんまりいい天気だったので「ちょっといこか」で行っちゃいました。

サンフランシスコエリアにて 右チャイナタウン、左フィッシャーマンズワーフ、中央奥がアトラクション「バックドラフト」（確かシカゴの消防署のストーリー）

ジュラシックパーク内レストランにて ストーリー通り「ジュラシックパーク」は恐竜のテーマパークです。 恐竜の？かステーキは合成肉で、いかにも人工的な味でした。

　意外と空いてる！それが最初の感想でした。もちろん目玉のアトラクションは長時間並んで待たなくちゃいけませんが、それでも45分待ち程度でした。（3時ごろで）　これが夕方5時頃になるともっと空いてきて、目玉の一つ「ジュラシックパーク」なんか待ち時間10分になっていて、病みつきになったお客さんが「もう１っかーーい」なんて何度も乗っている光景をよく見ました。水しぶき除けのカッパ来て・・・。
もちろん5時頃でも「Ｅ．Ｔ」や「バックトゥザフューチャー」「ターミネーター」なんかは40分待ちでしたが、ディズニー（ＴＤＬ）のオープン時とは大違い。さらに、無料で休めるところがあったり、アトラクションを観る時間を予約できたり（下記「３．ＥＸＰＲＥＳＳ（観覧予約）を利用しよう！」参照）、特定日には入場数制限をしたりして、一旦お金を払ったお客さんが出来るだけ楽しめるよう良心的な工夫がされている。
　家内は妊娠8ヶ月なので、ユニスタの特徴である「衝撃の強い乗り物」には乗れない。これは承知で行った。結局、いわゆる目玉アトラクションは1つ、それ以外は2つかな？「ウッドペッカー３Ｄもの」（ホロビジョン立体アニメと人間の掛け合い）と「スピルバーグ監督のユニバーサル映画の紹介もの」（感動作品の秘訣などを語った後「それが生み出される映画スタジオに、今あなた方は来てるんですよ」とつながる。内容的に始めに観るもんですな。最後に観たけど。）
　当日観た唯一の目玉アトラクションは「ウォーターワールド」。定時開演で、開演30分ほど前に行けば、すぐにアトラクションが始まる。視聴者参加番組の「前説」にあたる。それから会場（観覧席）に通されるが、前の方はアマガッパ部隊。そう、これも前の席は「砂かぶり」ならぬ「水かぶり」席である。内容は来てのお楽しみだが、家内はこのたった一つのアトラクションで「元取った！」と のたまわった。
　私は６年前フロリダでユニバーサル・スタジオとディズニーＭＫＤ（ディズニーランドに相当）と比べましたが、アトラクションはディズニーランドより面白いです（ま、人にもよりますが・・・）。

これから行く人へ
１．ユニスタの基本は「映画スタジオ（映像マジック）」です。
　　「アニメで描いた夢の国」のディズニーランドと根本的に違い、どっちかというと京都の東映太秦映画村の仲間です。
　　つまり何が言いたいかというと、パーク内から高い橋や高層ビルが見えると言うことです。これで「現実に戻される」という人もいるでしょう。でも「夢」のテーマパークじゃないのです。実際の映画ではそんなものは消したり、カメラのアングルによってニューヨークの街並み部分だけが入るように撮影したりするのです。入場すると手前がハリウッドで真正面がニューヨークの街並みのセットになっています。そのニューヨークの背景に高い橋が見えるように借景しています。
　また、会場にはいくつも写真ポイントがあって、カメラ台にカメラを置いて撮影すると、下は会場の街並み（例えばハリウッドのセット）、上は背景の絵（例えば現地ハリウッドの山）が写って、実際に行ってきたようなアリバイ写真が取れるようになっています。（写真参照）
　積極性を持ってこういうスタジオならではのトリックを楽しんでください。

ハリウッドエリア写真ポイントにて。 下は会場の実物大の街並み、上は絵。切れ目がわかるかな？太陽の方角や色（写真は夕方）、カメラの焦点距離などによりうまく撮れたり、イマイチだったり。

ニューヨークエリア写真ポイントにて。 下は会場の実物大の街並み、上は絵。これは切れ目がわかりやすいが、実物の木までセッティング通りな所はスゴイ！

２．「上手な過ごし方(待ち時間を少なくするために)」by ＵＳＪ（要約）
　　[a]まず始めにハリウッドエリアの余り混まないアトラクションを楽しんでください。[b]そのあとウエスタンエリアの２アトラクションとウォーターワールドを。[c]4時以降にバックトゥザフューチャー、ジョーズ、Ｅ．Ｔ、ジュラシックパーク、ターミネーター2を回るのがベストです。
（確かに「4時以降に」と書いているモノは夕方になると空いてきます。by omp）

３．ＥＸＰＲＥＳＳ（観覧予約）を利用しよう！
　上記２「上手な過ごし方(待ち時間を少なくするために)」で4時以降なら空いてくると言った [c]群のアトラクションは予約が出来ます。但し一度に1アトラクションのみ。予約したアトラクションを見終わったらまた次の予約が出来ます。　これを併用すると、早い時間に [c]群のアトラクションを楽しむことが出来ます。（但しＥＸＰＲＥＳＳには限りがあります。私たちが行った日曜の2時にはほぼすべて受付終了していました。10時頃に開始になるそうです。ツウの間じゃ略称Ｅパスとか呼ばれています）
 

（この点、ompとしてはＵＳＪに逆の心配をしてしまう。ＴＤＬは混雑しすぎて「全部見られなかった！」不満と、エンターテーメントの質の高さが相まってリピーターにつながっている点もある。ＵＳＪはその不満要素を除いてエンターテーメントの質だけでリピーターにつなげたいと企画している。私は経営戦略としては「不満も魅力のうち」と計算するディズニーに軍配を挙げたい。（もちろん、入場制限しないことに関しては、遠方から来た人を入場拒否できない、というディズニーの良心も有ると言える。）　
 

行ったら・・・
４．FM放送を聞こう！
  パーク内だけで聞けるFM放送（77.2MHz)では、アトラクションの待ち時間情報や、パーク内のアトラクションや建物にちなんだ曲を流してくれるそうです。（情報ByUSJに行きたいかぁ〜?!）
　アトラクションの待ち時間には、ほかに携帯WebSite版「ＵＳＪに行きたいかぁ〜?!」を楽しむなどのテも有ります。