平野町ぐるみ博物館 常設館リスト

ひとつひとつの博物館は小さいけれど,巡り歩いているとあちらこちらに,歴史の面影と伝統が残っている.平野は町そのものが博物館.
 
博物館名
場 所
開 館 日
内    容
平野映像資料館
平野本町3-8-1
 染と織・まつや
毎月第4日曜日 150年前に建てられたと伝えられる呉服悉皆の店「まつや」.店主の松村長二郎さんが,40年以上にわたり記録した平野の風物や行事を映像と写真で紹介しています.世界で1台というめずらしい活動幻灯機も見ることができます. 
自転車屋さん博物館 平野区流町1-17-11
 スポーツ車の店・田川
毎日(9時〜18時)水・木定休 創業が昭和28年のこの店の特色は注文による「手作りの自転車」.今まで300種にものぼる変わり種自転車を製作.店内にはアンティークサイクルや各国のミニモデルが並んでいる. 
幽霊博物館 平野上町1-7-26
 大念仏寺
7月第4日曜日(9時〜16時) 大念仏寺は融通念仏宗の総本山で,本堂は大阪府下最大の木造建築物です.幽霊が残していったといわれる「亡女の片袖」をはじめ幽霊の掛軸があります.博物館としては年1回の開館. 
浮世絵とやきもの博物館 平野区西脇1-20-8
 植松家
毎月第4日曜(13時〜16時) 館長の植松陸蔵さんが若い頃から集めた浮世絵と陶磁器を一堂に展示.江戸文化の華をガラス越しではなく,直接間近に見られるのが魅力. 
新聞屋さん博物館 平野本町4-12-3
 小林新聞舗
毎月第4日曜(9時〜17時) 「小林新聞舗」は明治22年創業の大阪市内でもっとも古い新聞販売店.モダンなアーチ型の窓を持つ大正風の元販売店を利用した博物館では,昔の新聞や号外など,その時々の時勢を感じさせる珍しい資料を見ることができる. 
くらしの博物館 平野区加美鞍作1-3-19
 がんこ平野郷屋敷
毎月(11時半〜22時)月1回不定休 代々豪農として栄えた辻本家の屋敷を生かしてご馳走を提供している「がんこ平野郷屋敷」.その蔵を利用した展示室には,昔の道具や什器など,河内の文化をしのばせる生活用品を見ることができます. 
鎮守の森博物館 平野宮町2-1-67
杭全神社
毎月第4日曜日(9時〜17時) 貞観4年(862年)に氏神としてスサノオノミコトを祀ったのが杭全神社の起こり.その境内にある樹齢800年の大楠をはじめ,神聖な場所として大切に守られてきた鎮守の森は,生きた博物館です.音博物館「聞き耳処」を併設.
小さな駄菓子屋さん博物館 平野本町4-12-21 全興寺 日曜・祝日(9時〜17時) 「全興寺」が聖徳太子によって薬師堂が建てられ,そこから町が作られたと伝えられるお寺.境内の一角にある博物館には,昭和20年〜30年代に駄菓子屋さんに並んでいたおもちゃが展示されています.境内には他にも「地獄堂」「ほとけのくに」などがあります.音博物館「聞き耳本舗」併設. 
和菓子屋さん博物館 平野本町4-13-4
 平野郷菓 梅月堂
毎日(9時〜19時)水曜定休 奈良街道にあった老舗「太子堂」の分家.「梅月堂」としては,創業より3代目.「わたのさと」「おいかけ松」「十三口」など平野郷にちなんだ銘菓が売り物.店内には,代々受け継がれた菓子の道具が展示されている. 
平野の音博物館 平野本町4-12-21
 全興寺(コア施設)
日曜・祝日(9時〜17時) 世界でも珍しい音風景の博物館.単に音を集めるのではなく,音が地域の人々の生活にとってどんな意味を持っているのかを探る,音の向こう側にあるドラマの博物館です.全興寺の聞き耳本舗,6箇所の聞き耳処,など地区内に点在する施設・場所で,平野の音風景に出会おう.
「21世紀に残したい大阪の音風景」に選ばれた。
町家博物館・今野家 平野上町2-4-4
 今野家
毎月第4日曜日(13時〜16時) 150年前江戸時代後期に建てられたもので,農家的な性格を持つ当時の典型的な住宅.家の基本的な形は田の字形で,現在の住宅はこの様式から発展していったといわれている. 
平野郷民俗資料館・阪井家 平野宮町2-6-22
 阪井家(2-7-17)
毎月第4日曜日(13時〜16時) 阪井家は,約300年にわたって代々「炭屋太平衛」「阪井太平衛」を踏襲し,両替商などを営むかたわら,市町年寄,戸長などを努めた旧家.平野郷に関する商家の道具類を中心に,民具・古地図・古文書などの民俗資料が豊富に展示されています. 
ゆうびん局博物館 平野西3-1-5
 コミュニティールーム1階
平日9時〜17時 平野郵便局は明治6年6月1日に「住吉郡平野郷野堂」(平野本町4丁目)に3等郵便所として開設.変遷を経た由緒ある郵便局です.明治時代の封筒や切手,預金通帳など懐かしい丸型ポスト,歴史を映す絵葉書も展示.資料や本の閲覧もできます. 
紙芝居実演 平野本町4-12-21
 全興寺境内
毎月第4日曜日午後2時3時(2回) 1930年(昭和5年)に誕生した紙芝居.最盛期であった1949年(昭和24年)頃には全国に5万人の紙芝居師を数えたといわれています.しかし,やがてテレビの普及とともに,急激にその人気は衰退することになります.全国でただ一人残った絵元(貸元)の塩崎源一郎さんは,1995年に「塩崎紙芝居博物館」を創設,現在3万巻の手書きの紙芝居を保存しています.子供たちの瞳をクギづけにしたあの懐かしい紙芝居が,毎月第4日曜日に全興寺の境内で実演されます. 
実演主催:塩崎紙芝居博物館(西成区花園南1-12-24)
珈琲屋さん博物館

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流町3-19-6
 珈琲苑・茶坊主
毎月第4日曜日 8:00-20:00 地元の喫茶店が開店13年目にして博物館としてリニューアル.博物館の雰囲気の中での珈琲をどうぞ.小さな博物館ですが少しずつ内容を充実させていきます.開館日には特別メニューあり. 
元資料:平野町ぐるみ博物館ホームページhttp://www.omoroide.com/em/