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　大阪証券取引所が有り永らく日本の株の中枢だった・北浜。
　ここは、「民主国家・日本」を方向付けた歴史的に重要な「大阪会議」がまとまった地でもあります。集まったのは時の権力者・大久保利通、裁判所設置を条件に政権復帰することになった木戸孝允(元長州の桂小五郎)、議会設置を条件に政権復帰することになった板垣退助、彼らを結びつけた井上馨と伊藤博文ら・・・。この成果を受けて議会制民主主義を目指す「立憲政体の詔書」が明治天皇から発布されます。

　当館の隣地の料亭「花外楼(かがいろう)」こそ、、明治8年1月〜2月にかけて行われたその大阪会議がまとまった地であり、当館は、その花外楼さまが平成７年に建て初代オーナーを務めたビルなのです。
　今は縁あって私共が運営致しておりますが、江戸時代から明けて僅かの１８７０年代、世界でも最先端の三権分立・立憲政体を目指したことは、私たちが誇りとすべき先人のスピリッツであります。

　この北船場や中之島の界隈には、明治期から大正、昭和戦前に建築されたレトロモダンな「近代建築」が散見されますが、当館は近代建築ではないものの、大阪都心のの幹線である土佐堀通に面して、近代のその高いスピリッツをレリーフで顕彰し、引き継いでゆきたいと考えております。
レリーフ計画 新聞記事（2008/02/27）（PDF192kB）
レリーフ完成 新聞記事（2008/03/02）（JPEG159kB）
大阪会議の紹介で毎日新聞に掲載されました（2010/12/9）JPEG1MB
「大阪会議」大百科事典(昭和７年平凡社)（ＪＰＧ451ｋＢ）：画像表示後、カーソルを画像に合わせ「＋マーク」になった状態でクリックすると大きくなり字が読めます。

適塾・大阪会議解説「日本をつくった北浜」(パワーポイント491kB）

中央に「三権分立　漸次立憲　合意に至る（大阪会議）」とある。

左「大阪会議顕彰レリーフ」の説明：
　（左）実権を握っていた初代内務卿・大久保利通。　（上）木戸孝允(元長州の桂小五郎)。大久保と共に藩籍奉還を断行したが、台湾の処置を巡って下野していた。裁判所設置を条件に政権復帰することになった磨B　(右)議会設置を条件に政権復帰することになった板垣退助。　彼らを結びつけた井上馨(右下)と伊藤博文(左下)　

エントランス　リノベーション　2007実施
公開広場
　1階では、閉鎖的になっていた自動ドアや壁を撤去し、ＯＰＥＮな広場を設けました。これにより、1階店舗は直接外部と接することができるようになる一方、上層階へはホールを用意。夜間などビル施錠時はここがセキュリティー空間となります。
　　
　路上に置かれがちな置き看板を公開広場に納めることができ街の景観に貢献しています。

　自転車等も走る土佐堀通りの歩道に出る際の見通しを確保し、安全に貢献しています。公開広場にはスロープで入れルようにします。段差のある部分に花壇などを設置し安全に配慮すると同時に文字通り花を添えます。
 
 

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